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安藤漢方薬局ブログ

副鼻腔炎

鼻腔とつながる四つの空間である副鼻腔の粘膜が炎症を起こした状態を副鼻腔炎といい、以前は蓄膿症と呼ばれていました。

風邪で細菌やウイルスが副鼻腔内に入り込むということが主な原因で、炎症が1か月未満だと急性、3か月以上続くと慢性という診断になります。

近年、原因不明の鼻ポリープが多発するという好酸球性副鼻腔炎で悩む人も増えています。

症状としては、ドロドロとした黄色い鼻水が出るのが特徴で、のどに痰が絡み、味覚障害、頬・額・目の痛み、発熱や頭痛などの症状も現れ、慢性になると鼻づまりで集中力が低下します。

好酸球性副鼻腔炎は粘り気のある鼻水・鼻づまりにより嗅覚障害を起こすほか、ぜんそくと合併して咳が長引くこともあります。

病院での治療は抗炎症薬や抗菌薬を使用するほか、鼻腔内に薬液を噴霧する・鼻腔内を生理食塩水で洗い流したりします。

好酸球性副鼻腔炎はステロイド内服薬で症状の改善を図りますが、ポリープが大きい場合は内視鏡を用いた手術で除去します。

予防の基本は、風邪対策を万全にすることです。

腸内環境が悪いと睡眠に関わるホルモンの生成が弱まって睡眠不足になり、不眠によるストレスがたまると腸内環境がより乱れて便秘を招くという悪循環を引き起こします。

まずは早起きして朝の光を浴び、朝食をとり、日中は活動的に過ごすことで睡眠の質を上げましょう。

                           嵐山店 ひかり

~自己免疫疾患のご相談は京都 嵐山・桂の安藤漢方薬局まで~