日本は長寿社会を迎え、高齢者 の比率が年々高くなっています。高齢 になると 体液が不足して、 全身乾燥、五臓(内)の働きが衰えて きます。 糖尿病や 狭心症、心筋梗塞 などの 持病 があって、 厳寒の真冬 や猛暑の真夏に突然死する高齢者は、 少なからずこのような体内環境になっておられると思います。 これには経口補水液だけではだめで(素通りしている)しみこませ、巡らせるための漢方が必要です。ご家族の体調が気になる方はお店までお問い合わせください。 (桂店 ともき)
そういう場合でも免疫力が正されたとは言い切れないことがあると思います。 アレルギーは免疫力が過剰に働いた状態です。もしかすると花粉症の症状が出なくなったのは、過剰に働くほどの免疫のエネルギーが無くなっているのかもしれません。 すると次に気になるのはガンなどの免疫力低下で起こる疾患です。 健康でいるのは色々と配慮が必要ですね。 (桂店 ともき)
インフルエンザの患者数が1999年に集計方法を変えてから今年は最多を更新中のようですね。 病院に行かれた方は、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬をもらわれると思います。 これらの薬は細胞内で増殖したウィルスが細胞の外に出るのを妨げて症状がひどくなるのを防ぐもので、すでに増殖したウィルスをたたくものではありません。 つまり細胞の中でパンパンに膨らんだウィルスを処理するのは最終的に自分の免疫力しかないわけです。 漢方薬局でお手伝いできることはたくさんあります。 (桂店 ともき)
免疫力は過剰に働いてもアレルギーやリウマチなどの自己免疫疾患を起こしますし、働きが弱いと日々発生するがん細胞の処理が遅れがんを発症したりします。 車に例えるとアクセルとブレーキみたいなものです。片方だけ性能が良くても車としては性能を発揮できません。 免疫力を上げる、なんて言い方を良くしますが、厳密には上げるばかりではアクセルを踏みっぱなしの危ない車。アクセルとブレーキのバランスが大事です。ですので私たちは免疫力を正しましょう、とアドバイスします。 (桂店 ともき)