ある調査では、日本人の約6割が天気痛の自覚があり、女性は約8割が天気痛持ちの結果が出ました。
その症状のうち第1位は「頭痛」となっております。
女性は約6割が頭痛の症状があるとの調査結果もございました。
また別の調査では、天気頭痛の要因は「ストレス」「体質」を上回り気象影響である「気圧の変化」があげられ、症状の第2位には「耳鳴り・耳の閉塞感」、第3に「集中力不足・だるさ」という結果もありました。
男性でも天気頭痛が最も多く、男性・女性共に頭痛の症状で悩んでいる方がいらっしゃることが調査でわかっております。
何が一番関係しているかの質問では、約8割の方が「気圧」と答え、次いで天気、湿度という回答になっておりました。
気圧が変化すると何故頭痛が起こるのでしょうか?
低気圧が接近して気圧が下がることで細胞内圧と血管内圧が相対的に高くなります。
耳の奥の「内耳」という器官は気圧の変化を感知するセンサーであり、このセンサーが気圧の低下を感知すると三叉神経が血管を収縮しようとします。
一方、気圧低下で細胞から水分が滲出し浮腫んだ血管が三叉神経を圧迫すると同時に収縮も加わることで頭痛が発生すると考えられます。
また交感神経と副交感神経のバランスが崩れると«めまい・だるさ等»の不調が現れるとも言われております。
一般的に天気頭痛には五苓散が使用されますが、天気頭痛を改善するには、「浮腫みの解消」と「血流の促進」によって気圧低下に伴う脳内の浮腫みを素早く解消することが大切だと考えます。
是非、ご相談くださいね。
嵐山店 ひかり
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