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安藤漢方薬局ブログ

2024年 3月

涅槃会と嵯峨大念仏狂言とお松明式

清凉寺(嵯峨釈迦堂)のお松明式は、毎年3月15日に行われています。

この日は、お釈迦様が入滅した(お亡くなりになった)日とされ、涅槃会(ねはんえ)の法要が行われます。

そしてそれに合わせて、春を呼ぶお松明式と大念仏狂言が奉納されます。

実際にはお釈迦様の入滅日は旧暦の2月15日とされ、新暦の現在は1ヶ月遅れの3月15日に行われているそうです。

お知り合いの方が狂言を披露されるとのことでしたので、訪れました。

この「嵯峨大念仏狂言」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

昨日私が観たのは「土蜘蛛」という演目でした。

台詞は無く、身振り手振りだけで芝居が進行するのが特徴的ですが、笛や太鼓の音に趣があり、ユーモラスな動きと面をつけた役者さんの芝居が大変面白かったです。

その後に、メインのお松明式がありました。

幸い風上のよい場所を確保することができました。

お松明式の主役となるのは、3本の松明でその高さはおよそ7mにもなり、豊作を願って付けられる天狗の顔に見立てた輪が印象的です。

そしてその3本の松明は、それぞれ早稲、中稲、晩稲に見立てられていて、燃え方によってその年の農作物の吉凶が占われるそうです。

まず護摩木を燃やした後に、大きな松明の中に火が投げ込まれました。

すごい迫力で、近くにいた子供が驚いて「怖い~」と泣いていました。

お松明の近くにいましたので炎の熱が伝わってきました。

すごい勢いで火の粉が舞い飛ぶさまが壮観で、邪気を払ってくれているように感じました。

また、お松明式は、お釈迦さまが荼毘に伏す様子を再現したものとも といわれています。

嵐山店 ひかり

自己免疫疾患、糖尿病、免疫低下のご相談は、京都市 西京区 安藤漢方薬局

急性硬膜下血腫

先日、有名な漫画家が急性硬膜下血腫で亡くなられました。

私は絵が好きだったので、残念でなりません。

急性硬膜下血腫とは、一般的に、頭に強い衝撃を受け脳が傷つき、表面から出血が起き、急速にたまった血の塊で脳を圧迫する病気といわれています。

しかし実は、頭に強い衝撃を受けなくても発症する可能性があるそうです。

血液を固まりにくくする抗凝固薬や抗血小板薬を処方されている方は、心房細動や心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などの診断を受けていることがほとんどです。

糖尿病や高血圧などの症状のある方も多く、それらのことが影響して動脈硬化が進み、血管が切れやすくなっています。

万が一血管が切れても、薬の影響で出血が止まらず血腫が出来やすい状況にあります。

少しの衝撃で手足にも血腫ができやすくなることはよく知られています。。

それが脳で生じると硬膜下血腫になってしまいます。

強い衝撃でなくても硬膜下血腫を起こしやすいのです。

お亡くなりになった漫画家が血液をサラサラにする薬を服用していたかどうかはわかりませんが、急性硬膜下血腫は強い衝撃を受ける以外にも発症する可能性があるということをお伝えしたく書きました。

嵐山店 ひかり

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貯金

「年金で漢方薬を購入している」とおっしゃる高齢のお客様がいらっしゃいます。

ですが、その年金も受け取れる年齢が上がったり金額が下がったりで先行きの見通しが苦しくなってきています。

私は今20代後半なのですが、自分が高齢者になったときに、現代医療につながれるかどうか不安です。

年金ももらえないだろうと思いながら、納税しています。

「貯金」と聞くと、お金のことを思い浮かべる方がほとんどでしょう。

お金の貯金はもちろん大事で、老後のためにコツコツと貯金しないといけないと思っています。

「貯金」にはもう一つの意味があります。

それは、健康に過ごすための「健康貯金」です。

早く始めることに越したことはありません。

正直なところ、病気になってからでは、治療の選択肢も限られますし、それに伴う支出も大きくなります。

そして今は、入院の必要のない患者と病院が見なした場合は入院させてくれません。

せちがらい世の中になりつつあります。

同世代が年老いたとき、事態がもっと深刻になっているのでは、と心配です。

「病気にならためには」というと、何か特別なことをしなくてはならないのかと思うかもしれませんが、実はそんなに難しいことではありません。

まず、一番大切なのは、冷やさないようにすることです。

私が普段心掛けていることを、ご紹介します。

まず、飲み物です。

コーヒーが好きなのですが、年中ホットを飲むようにしていたり、ジュースを飲むときも、氷を抜いてもらうようにお願いしたりしています。 (冷たいビールを飲むことも大好きなので、飲んだ後は紫華栄でお手当します(*^^*))

次に、入浴です。

一人で生活していると、特に夏場などシャワーで済ます人も多いかと思いますが、私は年中湯船に浸かるようにしています。

それと、服装です。

小さな頃から、「身体を冷やしてはいけない」と母から口うるさく言われていました。

例えば、3首(首、手首、足首)を冷やさないように、ショーツの上にソフトガードルを履くなどです。

中高生の頃は、正直うっとおしく感じていましたが、今になって大事だなと思っています。

うっとおしく感じていた当時、足の大きさが24㎝あり、大きな靴を履いていましたが、今は22.5㎝の靴を履いています。

足が大きかったのではなく、冷えて浮腫んでいたんだなぁと思います。

身体を温めることは、もっとも簡単な健康貯金だといえます。

身体に適度に熱を加えると、リンパ球の数が増えます。

リンパ球の数は、免疫力を表す物差しのひとつで、つまり、身体を温めると免疫力が上がるということです。

できることからはじめましょう(^^♪

低体温でお悩みの方でも、すぐには上がらなくても体質改善ができるものがありますので、ご相談下さい。

嵐山店 ひかり

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