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安藤漢方薬局ブログ

急性硬膜下血腫

先日、有名な漫画家が急性硬膜下血腫で亡くなられました。

私は絵が好きだったので、残念でなりません。

急性硬膜下血腫とは、一般的に、頭に強い衝撃を受け脳が傷つき、表面から出血が起き、急速にたまった血の塊で脳を圧迫する病気といわれています。

しかし実は、頭に強い衝撃を受けなくても発症する可能性があるそうです。

血液を固まりにくくする抗凝固薬や抗血小板薬を処方されている方は、心房細動や心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などの診断を受けていることがほとんどです。

糖尿病や高血圧などの症状のある方も多く、それらのことが影響して動脈硬化が進み、血管が切れやすくなっています。

万が一血管が切れても、薬の影響で出血が止まらず血腫が出来やすい状況にあります。

少しの衝撃で手足にも血腫ができやすくなることはよく知られています。。

それが脳で生じると硬膜下血腫になってしまいます。

強い衝撃でなくても硬膜下血腫を起こしやすいのです。

お亡くなりになった漫画家が血液をサラサラにする薬を服用していたかどうかはわかりませんが、急性硬膜下血腫は強い衝撃を受ける以外にも発症する可能性があるということをお伝えしたく書きました。

嵐山店 ひかり

自己免疫疾患、糖尿病、免疫低下のご相談は、京都市 西京区 安藤漢方薬局